特集対談

34歳の元女装者・竹村と16歳の"美少女"ユヅキの交流を描いて、現代のクィアな欲望のリアルをシリアスにして軽やかに表した坂上秋成『ファルセットの時間』。その刊行を記念して、"男らしさ""女らしさ"のステレオタイプや恋愛の暴力性にとまどう現代の若者のリアルをやさしく鋭く描いて話題の『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の著者・大前粟生さんとお話しいただきました。