もしも家を建てるなら

夢が膨らむマイホーム。予算の許す限り理想を盛り込みたい。「キッチンにこだわりたい」 「趣味の部屋が欲しい」……誰もが思う当然の願い。でも、その前に。本当に「良い家」は理想の実現だけで手に入るでしょうか?「玄関は、ふつうでいいです」 「寝室は、ふつうでいいです」……その「ふつう」のなかに、じつは心地よい暮らしのアベレージを上げる秘密が潜んでいるかもしれません。ふつうの裏に隠された家づくりの盲点を、百戦錬磨のプロたちと探っていきます。

藤山 和久

藤山 和久ふじやま かずひさ

1973年山口県生まれ。建築専門誌『建築知識』元編集長。編集者として建築・インテリア・家づくり関連の書籍、ムックの編集制作に多数たずさわる。主な担当書籍に『住まいの解剖図鑑』(増田奏)、『片づけの解剖図鑑』(鈴木信弘)、『間取りの方程式』(飯塚豊)、『エアコンのいらない家』(山田浩幸)など。著書に『建設業者』がある(いずれもエクスナレッジ刊)。現在はフリーの編集者として書籍、雑誌、動画、ウェブなどの編集制作にたずさわる一方、漁業や林業など第一次産業振興のサポートにも注力している。
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