弱き者が見殺しにされる国

しわ寄せはまず、力を持たない、犠牲にされやすい人びとの側へと向かっていく――。コロナ禍のなかで踏みにじられていく小さな声を、作家の石井光太さんが現場から伝えます。

石井 光太

石井 光太いしい こうた

1977年、東京都生まれ。作家。著書に『絶対貧困―世界リアル貧困学講義』(光文社)『遺体―震災、津波の果てに』『浮浪児1945』『「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち』』(新潮社)、『原爆 広島を復興させた人々』(集英社)、『これからの貧困の話をしよう』(文藝春秋)、『餓死現場を生きる』(ちくま新書)ほか多数。