秋田 茂

秋田 茂あきた しげる

1958年広島県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)。現在、大阪大学大学院文学研究科教授。専門は、イギリス帝国史、東アジア国際関係史、グローバルヒストリー。著書に『イギリス帝国とアジア国際秩序――ヘゲモニー国家から帝国的な構造的権力へ』(名古屋大学出版会、2003年、第20回大平正芳記念賞)、『イギリス帝国の歴史――アジアから考える』(中公新書、2012年、第14回読売・吉野作造賞)、『駒形丸事件――インド太平洋世界とイギリス帝国』(ちくま新書、2021年、共著)などが、訳書に、P・J・ケイン、A・G・ホプキンズ『ジェントルマン資本主義の帝国I 創生と膨張1688-1914』(名古屋大学出版会、1997年、共訳)などがある。