上野 誠

上野 誠うえの まこと

1960年、福岡県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。現在、奈良大学文学部教授(国文学科)。研究テーマは万葉挽歌の史的研究、万葉文化論。日本民俗学会研究奨励賞、上代文学会賞受賞、角川財団学芸賞を受賞。歴史学や考古学、民俗学を取り入れた万葉研究で、学会に新風を送っている。著書に『おもしろ古典教室』(ちくまプリマー新書)、『日本人にとって聖なるものとは何か』(中公新書)、『魂の古代学』(新潮選書)、『遣唐使阿倍仲麻呂の夢』(角川選書)など多数。小説作品に『天平グレート・ジャーニー』(講談社文庫)がある。オペラや朗読劇の脚本も手がける。