玉川 奈々福

玉川 奈々福たまがわ ななふく

神奈川県横浜市出身。筑摩書房で編集者をしていたが、1995年会社員生活を継続しながら、浪曲師・玉川福太郎に曲師(三味線)として入門。修行をしていたが、師の勧めにより、2001年より浪曲師としても活動。
2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。その後、筑摩書房を退職。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲や、長編浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。
平成30年度文化庁文化交流使として、海外七か国で公演を行った。第11回伊丹十三賞受賞。
著者近影ⓒ和知明