長谷川 宏

長谷川 宏はせがわ ひろし

1940年島根県生まれ。1968年、東京大学文学部哲学科博士課程修了。自宅で学習塾を開くかたわら、原書でヘーゲルを読む会を主宰するなど在野の哲学者として活躍。一連のヘーゲルの翻訳に対し、ドイツ政府よりレッシング翻訳賞を受賞。著書に『新しいヘーゲル』『丸山眞男をどう読むか』(講談社現代新書)、『ことばへの道』(勁草書房)、『いまこそ読みたい哲学の名著』(光文社文庫)など。ヘーゲルの訳書に『哲学史講義』(河出書房新社)、『歴史哲学講義』(岩波文庫)、『美学講義』『精神現象学』『法哲学講義』『論理学』『自然哲学』『精神哲学』(作品社)などがある。