1975年生まれ。免疫学者。インペリアル・カレッジ・ロンドンでReader in Immunology(准教授)およびPrincipal Investigator(主任研究者)として、がん・新型コロナなどの感染症・自己免疫病におけるT細胞のはたらきを研究。学部の感染症・免疫コースで教鞭もとる。熊本大学でも客員准教授として研究を展開。99年に京都大学医学部卒業。皮膚科研修後、2006年に京都大学大学院医学研究科にて博士号取得。07年より同大学助教。09年からユニバーシティ・カレッジ・ロンドンでHFSPフェローとして研究。13年にBBSRC David Phillips Fellowshipを受賞し、同大学で研究室を開く。15年にインペリアル・カレッジ・ロンドンに移籍。『コロナ後の世界——今この地点から考える』(筑摩書房)、『現代用語の基礎知識』(2020年版、2021年版、自由国民社)などに寄稿。