福原俊一

福原俊一ふくはら・しゅんいち

1953年東京都生まれ。武蔵工業大学経営工学科卒業。電車発達史研究家。電車の技術史や変遷を体系立てて調査する車両研究をライフワークとし、昭和50年代から鉄道雑誌などに寄稿を続けている電車研究の第一人者。関係者のモチーフや設計思想など、公式資料や一次資料に記述されていない「活字に残しにくい領域」を後世に残すため、20年以上にわたって継続している聞き取り調査は、質量ともに他の追随を許さない。著書に『鉄道そもそも話』『星晃が手がけた国鉄黄金時代の車両たち』『振子気動車に懸けた男たち』(以上、交通新聞社)、『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』『日本の電車物語』(JTBパブリッシング)など。