羽田 正

羽田 正はねだ まさし

1953年生まれ。歴史学者。東京大学東洋文化研究所所長などを経て、現在、同研究所教授、東京大学理事・副学長。国民国家やヨーロッパ対アジアという構図にとらわれない新しい世界史=グローバルヒストリーの叙述を提唱する研究で知られる。著書に『イスラーム世界の創造』(東京大学出版会、2005年)、『東インド会社とアジアの海』(講談社、2007年)、『冒険商人シャルダン』(講談社学術文庫、2010年)、『新しい世界史へ』(岩波新書、2011年)など多数。