1980年、台湾・台北市生まれ。3歳の時に家族と東京に引っ越し、台湾語混じりの中国語を話す両親のもとで育つ。2009年「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞。15年『台湾生まれ 日本語育ち』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞、17年『真ん中の子どもたち』で芥川賞候補となった。『魯肉飯のさえずり』で第37回織田作之助賞を受賞。その他の著書に『空港時光』、エッセイ集『「国語」から旅立って』、木村友祐との往復書簡『私とあなたあいだ――いま、この国で生きるということ――』などがある。