2025/2/10
自民党「裏金問題」の何が問題だったのか
ただいま話題のあのニュースや流行の出来事を、毎月3冊の関連本を選んで論じます。書評として読んでもよし、時評として読んでもよし。「本を読まないと分からないことがある」ことがよく分かる、目から鱗がはらはら落ちます。筑摩書房のPR誌・月刊「ちくま」の好評連載。こちらでも読めます。
機動戦士ガンダム、伝説巨神イデオン、Gのレコンギスタ……。数々の作品を手がけて熱狂的ファンを生み出してやまない富野由悠季とはどんなアニメーション監督か。「演出の技」と「戯作者としての姿勢」の二つの切り口から迫る徹底評論! (バナーデザイン:山田和寛(nipponia))
仕事って何だろう? いま慌てて将来のことを決めなくてもいいんじゃない? そんなに慌てて決めてもその通りにはならないし、大人の言うことなんて当てにならないし、もしもその通りになったとしても、人生流転つづきなのでどうせ変わるし……。人は本当に働かないとダメなのか? 右往左往しながら仕事について考えるエッセイ。
毎月第4木曜更新
2025/2/6
運動への鈍感さが瀰漫し、新しいものと旧いものの区別もつかず、徒に過去にしがみつき停滞、没落の一途をたどる日本社会を蹴り飛ばす挑発的時評!
恩田陸「spring another season」
“普通”ってなんだろう。本当はその子にあった仕事や生き方を見つけてのばす必要があるのに、大人は自分の“普通”を押し付けていないか?10代を生きる君たちへ、少しだけ大人の僕からのメッセージ
毎月第2木曜更新
2024/12/12
詩人ってどうやってなる? 詩ってどんなふうに書く? 詩ってどう面白い? 詩人の日常ってどんなの? あたらしい詩人のエッセイ。
毎月第2・4月曜更新
2024/12/9
都心の一等地にあり、帝に仕えるための特殊技芸者を養成する中高一貫の女子校・玉笛女子学園。中等部に入学し寮で同室となった紙子と陽子は、不思議な先輩や先生たちとの交流を通じて成長していく。気鋭の詩人による和風学園ファンタジー、ここに開幕!
毎月第4金曜更新
2024/10/11
江戸時代の人々を熱狂させた浮世絵。
そこに描かれた細々としたモノやコトから当時の暮らしや好みを読み解こう。
動物、グルメ、天候、ファッション……浮世絵師たちの優れた腕前や想像力もご堪能あれ!
毎月第2・4火曜更新
2024/9/24
韓国から、世界へ。世界から、韓国へ。人が激しく移動する現代において、韓国の人びとはどのように生きてきたのか。韓国史・世界史と交差する、さまざまな人びとの歴史を書く。
毎月第1・3木曜更新
2024/8/1
仕事から出世、友達、性、親子関係まで、ミドル世代が抱える、さまざまなお悩みについて、名著・名作の力を借りつつ考えていきます。上から叱られたくはないし、下の世代を傷つけたくもない〝板ばさみ世代〟ど真ん中の著者が、自分ごと化しながら、出口を探ります!
認知症になってしまった大好きなお婆ちゃんの介護に悩むマンガ家、ニコ・ニコルソン。
お互いを尊重しあうために婆ルを介護施設に入れる決断をしますが、現実は茨の道で――!?
認知症の心理学の専門家・サトー先生と、30年にわたって地域で介護施設を運営してきたコジマさんのタッグで、認知症の施設介護の不安を解消します!
毎月第4木曜更新
2024/4/25
「恋のツラみ」から「人づきあいのもつれ」、「職場でのつまずき」、「人生の難問」まで、現代人のお悩みに、世界文学のあの作品この作品を紹介しつつ、キリッと答えていきます!
毎月第2・4月曜更新
2024/4/8
七海なな、前田敦子、Dr.ハインリッヒ、「丸の内サディスティック」、愛子内親王。人や作品が商品として消費されるとき、そこには抗い、傷つく存在がある。共犯者としての批評のあり方を明らかにしつつ、愛のある批評を模索する新連載。
毎週木曜日更新
2024/3/25
大きな物語に流されず、自分の物語を生きる方法
毎月第2・4水曜更新
2024/3/13
飲食店をプロデュースする稲田俊輔さんが料理人という仕事についての考えを綴ります。飲食店のバックヤードに興味がある人、つい飲食店の開店動画を見てしまう人、必見。
毎月第1金曜更新
2024/3/1
旅に出る前に、あるいは旅の途中で見聞きした情報の断片や噂を頼りに、今いる場所よりももっと遠くへ、見たことのない遠い景色を探して歩いた。ほんの一瞬のできごとだったはずなのに、今も記憶の片隅に鮮明に焼き付いているそれらを掬い取るように描く旅の記録。
毎月第2・4水曜更新
2024/2/14
世界の神話に登場する多種多様な神々のなかから隔週で2神ずつ解説します。あなたの「推し」神、どれですか?!
毎月第2・4金曜更新
2023/11/24
大学に入学した大友青年を待ち受ける音楽三昧の日々、師との出会い、訣別――。『ぼくはこんな音楽を聴いて育った』続編、ついに開幕!
毎月第4金曜更新
2023/7/14
比類なき輝きを放つ作品群を遺すとともに、「脱原発」など社会運動にも積極的に取り組んだ唯一無二の音楽家、坂本龍一。その多面的な軌跡を、「時代精神」とともに描き出す!
父・鈴木敏夫、宮崎駿、久石譲……。恵比寿にある鈴木家の「箱」には、たくさんのひとが集まってくる。にぎやかで、ちょっとスパイスの効いた奔放エッセイ。
毎月第2木曜更新
2023/4/13
歴史の中で、その性別ゆえに脇へと押しやられた女性たち。しかし彼女たちが残した足跡は現代にまで続いている。彼女たちの闘いをいま呼び起こす。
毎月第3金曜更新予定
2022/2/2
「自分のやり方」を変えるのは難しい。でも、今の複雑で曖昧な時代には「試さずに否定派」は危険かもしれない。どうしたら変えられる自分になるか、パンケーキフレームワークで解明します!
毎月第2・第4金曜更新
2022/1/19
子どもの「間違い」には、ちゃんと理由がある――。
小学校の宿題の、「あるある」から「斜め上」の答えまで、認知科学の知見から迫る。
隔月更新
2021/9/24
筑摩書房のPR誌・月刊「ちくま」で好評連載中! こちらのページで立ち読みしていただくことができます。
毎月1回更新
2021/7/29
夢が膨らむマイホーム。予算の許す限り理想を盛り込みたい。「キッチンにこだわりたい」 「趣味の部屋が欲しい」……誰もが思う当然の願い。でも、その前に。本当に「良い家」は理想の実現だけで手に入るでしょうか?「玄関は、ふつうでいいです」 「寝室は、ふつうでいいです」……その「ふつう」のなかに、じつは心地よい暮らしのアベレージを上げる秘密が潜んでいるかもしれません。ふつうの裏に隠された家づくりの盲点を、百戦錬磨のプロたちと探っていきます。
毎月第2・第4金曜更新
2021/7/9
芥川賞作家が教える小学生から大人までの作文術
認知症になってしまった大好きなお婆ちゃんの介護に悩むマンガ家、ニコ・ニコルソン。そんな彼女のもとに、認知症の心理学の専門家・佐藤眞一先生がやってきます。
先生、認知症ってなんですか? どうしてこんなことをしちゃうんですか??
毎月第4金曜更新
2021/2/5
漫画界の鬼才が、子どもからの質問にうだうだ答える!
毎月第1金曜更新
2021/1/29
地方にいるからこそ、見えてくるものがある。東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな問題を丹念に取材する地方紙、地方テレビ局を各地に訪ね歩く。
毎月4、14、24日更新
2020/7/24
しわ寄せはまず、力を持たない、犠牲にされやすい人びとの側へと向かっていく――。コロナ禍のなかで踏みにじられていく小さな声を、作家の石井光太さんが現場から伝えます。
毎週火曜、金曜更新
2020/5/15
「ダークマター」や「ビットコイン」はいつの季語? 日々増え続ける新語を気鋭の俳人・佐藤文香が軽やかにして鮮やかに俳句ワールドに登録する。さあ季語集めの冒険に出発しよう!
毎月第1・3金曜更新
2020/2/14
90年代より全面化した写真のデジタル化は「写真」の概念を変え、その領域をグローバルなアートシーンへと拡張している。「写真」の現在を撃つ新時代の写真批評!
毎月第2・4金曜日更新
2019/5/31
いまの沖縄の「底の底」の声を聞き取る著者が、辺野古の光景から若年出産女性の問題まで、そこに横たわる暴力の構図を透視する。
毎月第3金曜更新
2019/4/19
木村元彦が描く、入管を訪れる人々の人生。
筑摩書房のPR誌・月刊「ちくま」で好評連載中! こちらのページで立ち読みしていただくことができます。
毎月1回更新
2019/1/22
人生はままならぬもの。私たちはそれを素直に受け入れられない。人生の困難を乗り越えるのに物語が助けとなることがある。そのためにも物語を欲するのだ。物語は本当に私たちを救ってくれるのだろうか?
毎月第2・4金曜更新
2018/12/21
連載終了
2018/9/25
経済学というと経済成長といった言葉があるように、イケイケドンドンなイメージがありますが、それだけが経済学ではありません。どうすれば「ラク」できるかといった視点もたくさんある! 新しい経済学への招待。
毎月第1・3金曜更新
2018/9/21
毎月第4金曜更新
2018/7/27
溢れかえる情報の中で、ついデマを拡散したり、炎上したり/させたり、著作権侵害したりしないようにリテラシーと情報の探し方を身につけよう!
日ごろ私たちが無意識に行っている様々な動作には、実は精妙なプロセスが潜んでいる。音楽、アニメーション研究でも話題の人間行動学者が、徹底的な観察でそれを明らかにする!
毎月第1・3金曜更新
2018/6/11
古代ギリシャに活躍したエピクテトスは、「元祖、自己啓発哲学者」というべき存在。その言行録『人生談義』は、古くて新しい悩みごとを集めた一大カタログであり、どんな自己啓発書にも負けないほどシンプルで力強い。このエピクテトスの教えを、山本貴光さんと吉川浩満さんが軽妙な問答形式で現代に甦らせる。
毎月第2・4金曜更新
2018/5/25
予防医学研究者の石川善樹が、これからの時代を生き抜くためには何をどう考えることが必要かを、必要な能力として、直観・論理・大局観、ジャンルをアカデミック・ビジネス・カルチャーに分け、それぞれの交わるところの9人の達人にお話をうかがっていく。
毎月第1・3金曜更新
2018/4/5
日本美術にはただ美しいだけでなく、怖さ、暗さ、不気味さを帯びた作品が数多くある。なぜ闇が描かれるのか、その先にある救い、そして笑いとは――作品に即して読みとく、闇からの日本美術入門。
連載終了
2018/3/20
騒々しい世界を生き抜くために、きちんと「聞くこと」から始めよう! TBSで長年キャスターを務めた松原耕二さんによる”耳の澄ませ方”。
千数百年におよぶ日本思想史上には、画期となる名著が多数生まれてきた。あるときは神話や物語、説話の形で、さらには歴史書・史論、社会・政治評論、そして近代学問のスタイルをとって現れた名著たちを選りすぐって読み解くことで、「人間とは何か」という普遍的な問いへの各時代の思考様式を明らかにする。
ひきこもりの当事者は苦しんでいる。その原因は「自分のことを語れない」ことにある。本人の話を「聴くこと」を根源的な支援としてとらえ、就労支援とは異なる、新しい手立てを探る。
日本人にとって、エロとはなにか? 日本美術・古典を自在に渉猟しながら妄想過多に探求する!
毎月第4金曜更新
2017/8/25
全国から注目を集める岩手県盛岡市のこだわり書店、さわや書店で『思考の整理学』を筆頭に、書店店頭から数々のヒットを作り出す書店員、松本大介氏が書店を通して見える“今”を読み解く!
今日は、どんな確認をしましょうか? ミリさんが日々疑問に思っていること、わかっているけど毎回、確認せずにはいられない
ものごとをつづったミリさん節全開の微笑エッセイ。「あるある」と思って、楽しんでください。
毎月第3金曜更新
2017/5/19
トランプ後のアメリカ音楽はいかなる変貌を遂げるのか――。激変するアメリカ音楽の最新事情を追い、新たな地図を描き出す!
毎月第2金曜更新
2017/5/9
アンドロイドと人間が共存するちょっと先の日常を大胆に描く。アンドロイド研究の第一人者が挑む初の近未来フィクション!
物語は小説だけじゃない。私たちの周りにある、生きるために必要なもの。物語とは何だろうか?
『うれしい悲鳴をあげてくれ』の著者による新しい超短篇の世界。
連載終了
2016/12/16
10~20代を彩った、歌謡曲、ロック、ジャズ・・・・・・。音楽と恋と笑いの青春期!
連載終了
2016/11/25
資本主義は最後の選択肢か? それとも <その先> があるのか? 難問に挑む!
絶対の正解のない問題に、だれもが納得できる“答え”を見つけ出す方法とは?
なんでそんなことにこだわるの?と言われるかも知れないが、人にはさまざま、どうしても譲れないことがあるものだ。嫌なのにはきっとワケがある。日常の小さな抵抗の物語をつづります。
毎月第2金曜更新
2016/4/11
さまざまな年代の女性の仕事、生活、恋愛、を丁寧に追いながらそれぞれの「オトナノオンナ」を描く、一話読み切り小説。
連載終了
2016/4/1