倉田 容子

倉田 容子くらた ようこ

お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(​人文科学)。現在、駒澤大学文学部教授。専門は日本近現代文学、フェミニズム批評。著書に『語る老女 語られる老女――日本近現代文学にみる女の老い』(學藝書林、2010年)、『テロルの女たち――日本近代文学における政治とジェンダー』(花鳥社、2023年)、主な論文に「男装少女のポリティクス――一九七〇年代から八〇年代にかけての〈少女を愛する少女〉表象の転換」(西田谷洋編著『文学研究から現代日本の批評を考える―批評・小説・ポップカルチャーをめぐって』ひつじ書房、2017年6月)、「断片化に抗う――『ナチュラル・ウーマン』受容史とクィア・リーディングの行方」(「昭和文学研究」第77 号、2018年9月)、「李琴峰の小説における饒舌と沈黙――『独り舞』を中心として」(「昭和文学研究」第83号、2021年9月)など。