1958年、大阪府生まれ。東京大学法学部卒業後、労働省、欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院調査局厚生労働調査室事績調員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、現在、労働政策研究・研修機構の首席統括研究員。日本型雇用システムの問題点を中心に、労働問題について幅広く論じている。著書に『新しい労働社会――雇用システムの再構築へ』(岩波新書)、『若者と労働――「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ)、『日本の雇用と中高年』(ちくま新書)、『働く女子の運命』(文春新書)、『ジョブ型雇用社会とは何か――正社員体制の矛盾と転機』(岩波新書)など。