小手川 正二郎

小手川 正二郎こてがわ しょうじろう

國學院大學文学部准教授。1983年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(哲学)。専攻はフランス近現代哲学、現象学。現象学の観点から、性差・人種・家族・責任などの問題に取り組んでいる。著書に『現実を解きほぐすための哲学』(トランスビュー)、『甦るレヴィナス――「全体性と無限」読解』(水声社)、共著に『フェミニスト現象学入門――経験から「普通」を問い直す』、『フェミニスト現象学――経験が響きあう場所へ』(いずれもナカニシヤ出版)、共訳書にヘレン・ンゴ『人種差別の習慣――人種化された身体の現象学』(青土社)、サロモン・マルカ『評伝レヴィナス――生と痕跡』(慶應義塾大学出版会)などがある。