鬼海 弘雄

鬼海 弘雄きかい ひろお

1945年、山形県寒河江市生まれ。代表作として、市井の人の醸し出す存在感と向き合うポートレイト『PERSONA』、人々の営みの匂いを写し出す、町の肖像『東京迷路』、インドやアナトリア(トルコ)「スナップ紀行」のシリーズがある。写真を通じて人間の存在の根源的なあり方を捉えようとしている。
1988年『王たちの肖像 浅草寺境内』で日本写真協会新人賞、伊奈信男賞、1993年『INDIA』で「写真の会」賞、2004年『PERSONA』で土門拳賞、日本写真協会年度賞など受賞。2020年10月19日没。