マンガ 認知症2

第6章 自分の老後が不安です

大好きな祖母が認知症になってしまい、母と2人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。
認知症の心理学の専門家、サトー先生の助けを得て認知症の人の心を知るようになり、少し介護が楽になっていた――はずが、今度は施設入所をめぐるお悩みが……。
今回ニコ家の前に現れたのは、介護事業を立ち上げて30年のコジマさん。認知症の施設介護のホントのところ、腹割って話します!

次回は5月23日更新です。

2024年4月25日更新

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連載目次

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ニコ・ニコルソン(にこ にこるそん)

ニコ・ニコルソン

宮城県山元町出身のマンガ家・イラストレーター。

東日本大震災で実家が全壊し、女三代で建て直すまでの道のりをコミックエッセイ『ナガサレール イエタテール』(太田出版)で描く。

その後、祖母が認知症を発症。建て直した家での介護生活の様子は、『婆ボケはじめ、犬を飼う』(ぶんか社)、『わたしのお婆ちゃん』(講談社)に描かれている。

http://nico.nicholson.jp/

佐藤 眞一(さとう しんいち)

佐藤 眞一

大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授を定年退職し、現在は大阪大学名誉教授、大阪府社会福祉事業団特別顧問。博士(医学)。
認知症を心理的な面から研究しつづけ、日本老年臨床心理学会理事、日本老年社会科学会理事、日本応用老年学会理事、長寿科学振興財団理事などを務める。元日本老年行動科学会会長。
著書に『認知症 「不可解な行動」には理由がある』(SB新書)、『認知症の人の心の中はどうなっているのか?』(光文社新書)など多数。

小島 美里(こじま みさと)

小島 美里

1952年、長野県生まれ。1990年ごろ全身性障がい者の介助ボランティアグループを結成したのをきかっけに、介護事業に関わるようになる。2003年、NPO法人「暮らしネット・えん」設立。代表理事を務める。訪問介護、居宅介護支援、小規模多機能型介護、グループホームなどの介護保険事業や障害者支援事業を中心に、高齢者グループリビング、認知症カフェなど様々な事業を運営する。

著書に『あなたはどこで死にたいですか?』(岩波書店)、共著に『おひとりさまの逆襲』(上野千鶴子氏と共著、ビジネス社)がある。

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