からだは気づいている

日ごろ私たちが無意識に行っている様々な動作には、実は精妙なプロセスが潜んでいる。音楽、アニメーション研究でも話題の人間行動学者が、徹底的な観察でそれを明らかにする!

細馬 宏通

細馬 宏通ほそま ひろみち

1960年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(動物学)。現在、早稲田大学文学学術院教授。ことばと身体動作の時間構造、視聴覚メディア史を研究している。バンド「かえる目」でも活動。著書に『いだてん噺』(河出書房新社)、ELAN入門(編著/ひつじ書房)、『介護するからだ』(医学書院)、『二つの「この世界の片隅に」』『浅草十二階』『絵はがきの時代』(青土社)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』(新潮社)などがある。