『うつくしい自分になる本 SELF CLEANING BOOK 3』刊行記念対談

うつくしい自分になるには?【前篇】

『うつくしい自分になる本 SELF CLEANING BOOK 3』刊行記念対談

服部みれいさんに『うつくしい自分になる本 SELF CLEANING BOOK 3』の刊行記念対談が、2018年4月10日、青山ブックセンター本店で行われました。女優の太田莉菜さんが対談のお相手です。前編は、みれいさんから莉菜さんへの公開プレゼント、そして自然療法の話へとたのしく展開していきます。そして後編は、心のうちの深いお話へ。

●魅惑の自然療法グッズ

みれい それで、わたしはきょう、(岐阜から東京に移動して)一応、旅行中みたいな感じ、ということで。『うつくしい自分になる本』に、旅行するときに自然療法は何を持っているかというのを書いたのですが、それも持ってきました。お見せしながらお話しします。私の自然療法グッズ、ジャ~ン。これ、見たことありますか?

莉菜 これ、本に……。

みれい そうそう、本に書いてありましたね。これは棒灸というんですけど、セッティングして中に火をつける。この棒みたいなものはもぐさでできていて、これを当てるんです。

莉菜 これは売っていますか?

みれい 「棒灸」でネット検索したら出てきますよ。

莉菜 これは、海外へ行くときに大丈夫ですか?

みれい わたしの友人でしょっちゅう海外旅行へいっている人も毎回持っていっているとききました。あと、お坊さんとか、これで治すみたい。これね、すごく気持ちいいです。みなさん、お持ちになるとよいと思います。

莉菜 わたし、ちっちゃいやつは持っていますけど、これはないです。

みれい 特にわたしはおなかを棒灸で温めるが好きですね。あとは、肩凝りのときも役立ちます。あと、ホメオパシーはご存知ですか?

莉菜 はい。

みれい ホメオパシーをちょっと敬遠する風潮が一部であるのは、以前、某新聞でバッシングがあったんですね。わたしが『うつくしい自分になる本』で紹介した自然療法などのオルタナティブな療法をあまりおもしろく思わない人たちがいるのかな……。

莉菜 会社がありますよね。

みれい いろいろありますね。わたしは小さなキットをもっていて、頭痛とかとても急なことがあったときにすごく助かっています。この数日間、岐阜はヒノキがヤバい。もともと、花粉症は冷えとり健康法で治ってしまったんですけど……

莉菜 えっ、治ったんですか? すごいですね。

みれい 治ったんです! いつもティッシュひと箱持ち歩くぐらいだったんです。だけど、冷えとり健康法ではスギ花粉が悪いわけじゃなくて、やはり自分の中に毒があると、スギ花粉をきっかけとして鼻水、くしゃみなどの症状が出ると考えるんです。それで、冷えとりで体質改善をやった結果、花粉症は完全に快復しました!。

莉菜 いいですね。花粉症は、出産して、すごくよくなったんですよ。ただ、完璧には治っていなくて。昔の人は、スギ花粉というのはあっても花粉症じゃなかったのに、現代病として花粉はすごい……。

みれい そうなんですよ。それでね、きょうはいろいろなものを持ってきています。たとえば、食べ過ぎていると花粉症はひどくなる気がします。

莉菜 へえ~、そうなんだ。

みれい 試してみてください。特に秋から冬にかけて食べ過ぎをやめると、春は結構楽だと思います。

そして……ジャ~ン。これ、何かご存知? においを嗅いでみて。

莉菜 ドクダミ?

みれい イエス、イエス。さすが。ドクダミ療法、ご存知ですか? 福岡の「junko matsuda」を主宰されてる松田純子さんというアロマセラピストさんに教わった方法です。これを揉むんですね。鼻に詰めます。

莉菜 やってみていいですか?

みれい いいですよ(笑)。これは笑うところですね。揉んで両方に詰めます。莉菜さんと二人で、壇上で鼻にドクダミの葉を詰めるとは思いませんでした(笑)。

莉菜 ああ、なんか、でも、詰めるとにおいが(笑)。

みれい アハハハハ。ティッシュを持っていますか? 鼻水が大量に出るかもしれません。 人によって、すごい鼻水がどばっと出る人がいるそうです。どう? 事務所の人に怒られそう(笑)。  なんか、ドクダミのにおいがしなくないですか?

莉菜 全然しないです。普通にスッとするんですね。不快感はないです。葉っぱがすごい……。超スーッとしますね。

みれい ドクダミって、こうやってにおうのと、鼻に詰めるのとにおいが違いますよね。

莉菜 そうそう、それが一番ビックリしました。

みれい あと自然療法でいうと、ネギのヌルヌルを鼻に塗るとすごいスッキリします。

莉菜 すごい。それは聞いたことがない。首に巻くとかはありますけど。

みれい わたしが参考にしているのは、東城百合子先生の『家庭でできる自然療法』という本に載っているんですけど、この本ね、とにかくすばらしいんです。これによると、「鼻の根っこに塗る」と書いてあって、外側に塗るのか、中に塗るのかわからないけど、とにかく外側に塗ったらスッキリしました。 

莉菜 中は大変ですね(笑)。

みれい でもね、中も綿棒でやってみたんですよ。どっちなのかちょっとわからないけど、ただ、外に塗っても結構スッとしましたから外なのかな、と。これを証明する話、ホメオパシーに戻ってくるですが……みんなうちのスタッフも冷えとりで花粉症がよくなったのに、今年、なぜか鼻水とかがすごくて。一番効くのはタマネギのレメディ(All-c アカタマネギ)だと思う。すごいスッキリするんですよ。。

莉菜 わたしも、ホメオパシーのレメディを実は最近いただいて、娘がすごい好きになっちゃって。

みれい そうか、砂糖玉だもんね。

莉菜 これって、子どもは純粋に受け止めるから、やっぱり効き目があるらしくて。わたしはちょっと疑ってかかっているものが、効いているかもしれないですけど、子どもは何かあっても、パッとあげると、「あっ、治った」って、口に入れた瞬間に(笑)。「気」の問題だなって。

みれい そうですね。本当に「気」なんですよね、ホメオパシーというのは、からだの症状と同じ種類の毒を希釈して希釈して、エネルギーの段階にしたようなものを体内に入れる。同種療法という……。驚くことに、ガルシア・マルケスの小説『百年の孤独』にもこの同種療法が出てきます。その物語に登場する療法士はイカサマなのですが(笑)。小説の中でも、ホメオパシーというのはそういう扱いなんだなというのが、とても学びになったんですけど……。それで、これもまたビックリするのが、なぜタマネギのレメディが花粉症に効くかというと、タマネギを切ると涙が出て、クシャミが出る。あの様子が花粉症になった時と似ているからだって。

莉菜 ああ、似たような毒……。

みれい そうなんです。タマネギを切ったときの反応の様子と花粉症の反応の様子が似ているから、それを摂ると治るという、同種療法。

莉菜 へえ~、面白いですね。

みれい うちのスタッフから聞いた話ですと、タマネギを切ったものを枕元に置いておくだけでも、結構、咳やクシャミが楽になるみたいです。戻りますけど、ネギをここに塗るというのは、ネギの成分が効くのかなと思って。ドクダミもスッとしますよね。

莉菜 すごい、いまもずっとスッとして気持ちいいです、かなり。

みれい あとね、最近好きなのは、これは薬局で売っていますけど、口テープ。

莉菜 あっ、わたしは持っていないけど、絆創膏でたまに(笑)。

みれい アハハハ。

莉菜 これは欲しいです。

みれい セロハンテープでもなんでもいいんだけど、最近「口テープ」が出ているんですよ。 みんな口で呼吸をしていて、鼻でしていないからよくないとある鍼灸師に聞いて、口テープを貼って寝ています。これは本に書いてありません。きょう来た方だけにお知らせする方法です。

莉菜 初めて口テープの存在を知っている人に出会いました。

みれい ああ、ほんと? みんなやっているのかと思った。

莉菜 いやあ、そんなにいないんじゃないかな。わたし、どうしても口を開けて寝ちゃうんですよ。よだれもすごい出るし。

みれい アハハハハ。

莉菜 それで、朝起きたときに喉が痛くなったり、不快感がすごいから、どうにかして口を閉じられないかと。マスクをして寝ても剥ぎ取っちゃうし、あと、マスクの中でも結局、息苦しくなっちゃって……。それで、口テープの存在を知って、ただ、買いに行くのが面倒くさいから絆創膏でやっているという(笑)。

みれい アハハハ。でも、絆創膏はちょうど真ん中が唇にあたるのがいいかも。テープの部分が唇に当たるのが気持ち悪いなっていつも思っていたんですよね。でも、それを商品化したのが、この「ネルネル」みたいな。

莉菜 でも、どこまで効果があるかというのは……。

みれい わからない。

莉菜 去年から試しているんですけど。

みれい いずれにしてもなかなか口テープはいいんじゃないかなってわたしも思ってます。

 「あいうべ体操」というのはご存知ですか? これはね、わたしは嘘書いちゃった。『うつくしい自分になる本』にここ数年試した療法は何でも書ききったとか言って、まだみなさんにご紹介していないのがありましたね(笑)。

 「あ、い、う、べ~」とやるんですけど、それを書いている人が、確か口テープもおすすめしていた気がします。興味のある方は調べてください。口呼吸をやめるというのは、すごく体に良いはずです。いやあ、きょうは自然療法だけで終わっちゃうわね。

 莉菜さんはこの本を読んで、印象的だったことはありますか。

                                  (後編へ)

2018年6月13日更新

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服部 みれい(はっとり みれい)

服部 みれい

文筆家、詩人、『murmur magazine(マーマーマガジン)』、詩とインタビューの本『まぁまぁマガジン』『murmur magazine for men(マーマーマガジンフォーメン)』編集長。冷えとりグッズを扱う「マーマーなブックス アンド ソックス」(mmbs)(murmur-books-socks.com/)主宰。著書に、『あたらしい自分になる本 増補版 SELF CLEANING BOOK』『自由な自分になる本 増補版 SELF CLEANING BOOK2』(ちくま文庫)、『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです』(筑摩書房=刊)、『わたしが輝くオージャスの秘密』(蓮村誠=監修、ちくま文庫)などがある。

服部みれいHP☞ hattorimirei.com/

太田 莉菜(おおた りな)

太田 莉菜

1988年生まれ千葉県出身。2001年にモデルデビューし、その後数々のファッション誌などで活躍。 04年には映画『69sixty-nine』(李相日監督)のヒロインでスクリーンデビュー。以降は女優としても、映画、テレビドラマ、舞台などで活躍。 主な出演作に、映画では『ユモレス 逆さまの蝶』(06/猪俣ユキ監督)、『脳男』(13/瀧本智行監督)、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』(全7章&長編劇場版・14/押井守監督)、『ホットロード』(14/三木孝浩監督)、『海月姫』(15/川村泰祐監督)、『テラフォーマーズ』(16/三池崇史監督)、『君と100回目の恋』(17/月川翔監督)、テレビドラマでは『私という運命について』(14/WOWOW)、『ロング・グッドバイ』(14/NHK)、『ラブラブエイリアン』(16/CX)、舞台では『怪獣の教え』(16)など。

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