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南Q太

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南Q太『今日も夫婦やってます』刊行記念対談 ゲスト・夏石鈴子

南 Q太 , 夏石 鈴子

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たまたま読んだ短編から熱烈ファンに

──おふたりのなれそめから、お話しいただけますか。

夏石 そもそもはQ太さんが、私が「ウフ.」に描いた短編を、たまたま読んでくださったのです。「レジ打ち奥さま」といいます。これは去年、『逆襲、にっぽんの明るい奥さま』(マガジンハウス)という短編集になったのですけど、その装画も南さんにお願いしたんですよ。Q太さん、すてきな絵を本当にありがとう。

南  いえいえ、そんな。本になってあらためて読んだんですけど、やっぱりあれが、私はいちばん好きですね。あのときは、私も同じ雑誌に連載していたので、送られてきたのをたまたま読んだんです。あまりに面白くて、アマゾンでその日のうちに、夏石さんの小説をぜんぶ買いました。

夏石 マガジンハウスの担当の人が、それを興奮して教えてくださって、だから南さんにお礼の手紙を出したんです。南さんのお名前は、ご活躍の漫画家の方だし、それはもちろん知っていました。

南  夏石さんから手紙をいただいて、まさかお手紙をなんかいただけるなんて思わなかったから……。

夏石 私、手紙は、まめに書くんですよ。

南  作家の方は違うなあってすごく感激して。手紙なんか最近、出さないじゃないですか。で、私もがんばってお手紙を書いてお返事を出したんです。

夏石 もうひとつ、担当者が南さんの『オリベ』(マガジンハウス)を送ってくれたんです。そうしたらそこにビリー・レッツの『ビート・オブ・ハート』(文春文庫)が出てきて、私これ、大好きな本なんですよ。残念ながら絶版になっちゃったんだけど、古本屋さんでみつけては、こつこつ買ってるんです。それほど好きなの。

南  これは、たまたまこの文庫が出たときに、たまたま本屋で目にとまって、たまたま買っただけなんですよ。

夏石 いい本ですよね、ほんとうに。17歳の女の子が、妊娠7ヶ月のときに男に捨てられちゃうの、全然知らない町で。

南  最初は、たんにすごーくばかな感じの女の子なんですよね。

夏石 で、スーパーマーケットにこっそり住みついちゃうのね。そういう話。

南  漫画のなかに本のタイトルなんか出したら、いかにも本を読んでそうに思われるんですけど、そんなことなくて。ほんと、たまたまなんです。

夏石 そうなのかもしれないけど、でももうそれで私は、南さんを信頼したの。

南  お手紙に、私の漫画まで読んでいただいたと書いてあって、もう飛び上がるほどうれしくて。それから、とんとんといろんなことが展開して、こうやって本まで出来るなんて。

夏石 私と南さんは、向かい干支の関係なんです。私が卯で南さんが酉。向かい干支、というのは干支を時計回りに書いて、自分の干支の向かいに来る干支で、お互いに力になる存在なんです。辻村ジュサブロー先生は、花うさぎのお人形をずいぶん作ってわあっと力がわいた、それは先生が酉年生まれで向かい干支がうさぎからだとだエッセイに書かれていました。だから名前のスタンプをね。

南  そうなんです。うさぎのスタンプをいただいたんです。夏石さんには節目節目でいろんなものをいただいていて。そもそも解説を書かせていたのだって。

夏石 お手紙をいただいてぜったい南さんは文章が書けると思って、『家内安全』(ちくま文庫)の解説をお願いしました。

南  解説のお話も、そんな、ふつうならすぐ断るところなんだけれど、なんか断ったら女が廃るような気がして書いたんですよ(笑)。

夏石 そうです。廃ります(笑)。

南  それから筑摩書房さんからエッセイのお話をいただいたときだって、本来だったらびびってやめるところなんですけど、これを引き受けたらまた夏石さんにちょくちょく会えるかもしれないと思って。そういう、こすい、よこしまな心で引き受けまして。そのときも夏石さんに鉛筆のセットをいただいたんです。南Q太という名前がちゃんと刻印されている鉛筆。ユニの。

夏石 小学生が持つようなのね。

南  この鉛筆を使ったらすらすら書けるって言っていただいて。ほんとうにいつも勇気をもらってました。

夏石 やっぱり原稿は、原稿用紙に鉛筆でちゃんと書かないとだめです。特に最初は、そうなさったほうがいいと思います。

南  もうフキダシに収まるぐらいの文章しか書いてなかったんで、どきどきでした。

運動神経のいい人の、切れのいい文章

夏石 漫画で書く文章、ネームというんですよね、それとエッセイは、やっぱり違っていましたか。

南  違いますね、やっぱり。

夏石 南さん、でも文章すごくお上手ですね。私、この対談のために読み直して、いろいろ付箋を立ててきました。文章の勘どころというのは、なにを書かないかということにあるんですよ。全部できごとを書けばいいわけじゃない。なにを私は書かないでおくか、何を言わないでおくか。それを決めることが、決して他人が教えることの出来ないその人の反射神経だと思う。

南  そうなんですか。

夏石 そうなんです。それと、南さんって、運動神経のいい人だなあとというのがわかりました。というのは、文章って理屈では出てこないんですよ。体から出てくるというところがある。理由はないんだけど、南さんの文章が、どうしてそういう文章なの、どうしてそういうリズムなの、というのは、やっぱり体を使った人の切れだな、筋肉質な文章だなあというところがあります。

南  へええ。

夏石 お勉強したから書ける文章ではないです。私はそもそも、お勉強なんかなんだ!という気持ちがあるので、そういう生ものの文章の方が好きだね。

南  夏石さんがやっぱり原稿用紙に書かれているじゃないですか。それもね、なんか、生意気なんですけど、何となくわかるんですよね、夏石さんの文章を読んでいると。ときどき文章を読んでいて、この人、パソコンじゃない、と思うことがあって、まあ普通パソコンだろうけれども、その打つ速度が感じられちゃう時があるんですよね。だけど夏石さんの文章って、ものすごくゆっくり読んじゃうんですよ。じっくりじっくり。これは手書きならではのテンポなんじゃないかなと思う。こう言うと、なんか偉そうですけど。というか、私が好きな文章がそうなのだから、私もそうありたい、というのがあります。

夏石 それとね、書き下ろしの2つがよくここまで決心して書けたな、と思いました。自分が隠していたいんだけれど隠せないことを書く、というのは覚悟がいる。じゃどこまで自分が書けるのかとか、相手がいることだから、どこらへんまで遠慮してどこらへんまで書くのか、その目盛りの調整がむずかったんじゃないかなと思う。わざわざ言わなくてもいいかなというところだってあるし。だから連載の最初のうちは、なんだか、ただのいい人みたいだった(笑)。

南  ええ。ほんとにね。

夏石 でも私は、南Q太さんだから依頼が来たんだから、南Q太さんがやってきたこと、Q太さんしか思えないことを字にすればいいな、と願いながら読んでました。前に南さんとおしゃべりしていたときに、だれか雑誌の人が、南さんは3回も結婚してモテモテで、すばらしいみたいなこと言われたって。で、そんなことないのにって思ったって言っていたじゃない。そこらへんのギャップがすごくおかしくて。

南  そのネタはうまく書けませんでしたけど。

夏石 南さんは、結婚を一生の大事とも思っていなかった、だから簡単に結婚して簡単に離婚した、と書いてあるでしょう。167ページの終わりの方です。どうして簡単にそんなことができるの? それが南さんだからだと思うんだけど。そこがね、私はすごく面白かった。あとね、南さんは、一番最初の子どもを出産したとき、思わず、お母さんありがとう、と心の中で感謝した、とある。92ページです。お父さんもお母さんも、この妊娠の話をしたときすごく怒ったわけじゃない。あんなひどいこと言われて絶縁みたいになったのに、子どもを産んだときにお母さんありがとうと思えた女の人、ああこれが南さんなんだと思いました。

南  ありがとうございます。

夏石 かわいそうだったね、お産の時はどうしたの。ひとりだったの。弱音を吐ける人はいたの?

南  いやーそのときは、ぜんぜんですね。何も考えずに近くの病院にひとりで行きました。

夏石 ダンナさんは助けてくれたりしなかったの?

南  それは一度漫画にも書いたことがあるんですが、でももうほんとうにギリギリになってから、私がどうしても産みたいからできたら協力してくれないかと言ったら…。

夏石 どうしてあなたが、そんなに下手に出なくちゃいけないの。二人でセックスしたのに。相手の男は避妊もしなかったくせに。

南  ほんとですよね(笑)。私がこういうのすごく怖いんだと言っても、通じなかったんですよ、まったく。私が、だからどうしても産みたいと言ったら、じゃあまあいいよ、みたいな感じで結婚することになりました。でもそんな、そのときはもう別れる勢いで産もうと思っていたので、長続きはしなかったです。

夏石 でもまあ、それがきっかけで、自分でここまで出来るんだという自信にもなっただろうし、偉かったと思う。そのとき私が知り合っていたら一生懸命助けたよ。

南  ありがとうございます。でもそれから夏石さんも大変だったんですよね。

夏石 私はもう、いつも大変。私はすごく大変です、任せてくださいよ。楽だった時がない! ちょっとやそっとじゃ動じませんから。どんなひどい状況でも、私に比べれば何でもないです(笑)。

なんとかいいところに着地しようとする二人の意志が垣間見える

夏石 この本ってどういう読み方が出来るかと言ったら、最初から夫婦ってうまくいくんじゃないんですよってことね。ぎくしゃくしながらいいところに着地していこうしている二人なんですよってこと。どうしてそれがわかるかというと、この最初のほう、ダンナさんけっこうひどい。

南  そうなんです(笑)。

夏石 たとえばね、あのね、朝うるさいよ、なんて言う。22ページです。朝うるさいじゃなくて、あんた起きて、手伝うの。そんな人ごとみたく言ってないの。これ、だめ。あんたも起きて、これから2時間かけて娘を送っていく南さんを助けなきゃだめ。だいたい男はね、自分も参加しなくちゃいけないという意識が薄すぎる。

南  たしかに。そのときはそんなこと、考えてなかったですけどね。

夏石 あとね、11ページにある、私はケンカをするためにわざわざまた人と一緒に暮らしているのではない、というところね。たしかにそうなんだけど、やっぱり最初からはうまくいかないですよ。長く暮らしていれば、ものすごいけんかする。一人では生きていくのがたいへんだから、だれか心許せる人といっしょになるんだけど、それでもけんかしたり何したり、というのはあります。それでも後で、仲直りをして別れないでどうにか関係をもっていこうと努力する。それが積み重なるんですよね。いついもいつもけんかしてフンって別れてたら、きびしいよね。不毛な繰り返しだけ。できればそういうふうにしたくない。その、なんというか、成長していく二人というか、そのふたりの誓いや意志みたいなものが、文章の中に垣間見えるんですよ。私はそれが、とても心地いいなあと思う。

南  ありがとうございます。

夏石 それと、ときどきものすごく正直なことが書いてあって、はっとする。46ページですけど、なにより二度の失敗で、私はすっかり自信をなくしてしまっていた。ずっと続けていく、という自信だ、というのがある。これこそ、南さん、3回も結婚してモテモテなんですねうらやましい、と言ったお嬢さんに知ってほしいんだけど。いやべつに脳天気に、1回目だめだったからじゃあ2回目、3回目やろうって、そういうことじゃないんだと。この人は自分のことを信じられなかったんですよ、でも出てきた次の男の人にかけてみて、その船に乗ってみたんですよ、ということを伝えたいな。それぞれ傷ついているし、それぞれ一生懸命考えて、それで今があるんだから。だからこの本は、一見すると、平坦な道を歩んでいる人には理解できないと思われるかもしれないけれど、逆に言うと、なかなか平坦な道を歩めないでいて苦しんでいる女の人に、すごい助けになると思う。

南  漫画を描くときもそうなんですけど、やっぱり自分と同じ境遇、もしくはもっとひどい境遇にある人の存在が、支えになったり、気持ちのよりどころになったりするじゃないですか。そんなふうになれればいいなあ、という気持ちがあるんです。

夏石 ほんと、そう思います。あと82ページね。夫をもっと信じて、頼っていいのかも、私は今まで、優しい言葉だけで満足していた。……頼ってください(笑)。夫にそうしなければ、だれにそうするの? なぜ南さん、ここでストップしていたんですか、なぜ寸止めでよかったんですか、ということが、たぶんこれまでの南さんの生活の表れだったと思うの。いろんな読み方をしました。

まだまだ書くことはいっぱいあります

夏石 私ね、この文章がすごくきれいだと思った。23から24ページ。嫌なことばかりで、何にもいいことがなかったと思える日々の中にも、よくよく思い返すと、いくつかのきれいな石のようなものを見つけることができる。この「きれいな石」という喩え! すばらしい。

南  うれしいー。

夏石 きれいな石っていう言葉が出てきた。感動した(笑)。

南  わー、ありがとうございます。

夏石 こういう文章が書けるのはすばらしいと思います。書くのは簡単ではなかったかもしれないし、赤ちゃんも連載途中で生まれて、自分の体調や時間のやりくりで苦しいこともあったかもしれないけれど、これからのこともね、もしよかったら知りたいから書いてほしいです。

──どうですか、書くのは苦しかったですか。

南  いやあ、書くたびにほめてもらったから、ほんとうにいい気になって書いていて、すごく最初は楽しかったんです。手探りでしたけど。ただ、文章がうまくかけなくてうーんと思ったぐらい。でもへんてこな文章を出しても直してもらえるし。直したら確かによくなるし。ずっと楽しかったんですけど、でも、いろんな人がいろいろ言いますよね。あんまり、という意見を聞いてしまったことがあって、1回。そのときは落ち込んじゃって書けなくなったときもありましたね。

夏石 そういうのは、すぐに忘れて、信じられる人の言葉だけを聞きましょう。

南  ほんとうにそうなんですけどねえ。

夏石 面白かったよ。なかなかこういうのは書けない。自分にどういう出来事があって自分はどう思ってどうだったのか、ということは、なかなか言葉には出来ないから。一番下の女の子がこれからまた大きくなってしゃべり出すわけじゃない。そうするとまたいろいろ変わっていくし、二人の親密度や関係もまた変わっていくかもしれないし。ダンナさんが連れてきた娘さんとの関係とか親との関係とか前の奥さんとの関係とか、やっぱりQ太さんに矢のように刺さってくると思うんです。それを二人がどんなふうにやっていくのか。きれいごとだけじゃ済まされない。それは当たり前なんだから、この人たちはどうやってサバイブするのか。まだまだいろいろ知りたいです。南さんにはそれが書ける。それはすばらしいことだから、これからも書いてくださいね。

(2009.03.19)

2009年3月27日更新

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南 Q太(みなみ きゅうた)

南 Q太

1969年島根県生まれ。漫画家。92年ワニマガジンよりデビュー。著書に、『スクナヒコナ』全4巻、『クールパイン』、『夢の温度』全4巻、『スロウ』、『ピンクペッパー』(以上、祥伝社)、『オリベ』(マガジンハウス)、『トラや』(太田出版)など多数。本書が初エッセイ集。

夏石 鈴子(なついし すずこ)

夏石 鈴子

1963年東京生まれ。97年、『リトルモア』に小説「バイブを買いに」を発表してデビュー。翌年、他の作品と合わせて『バイブを買いに』を上梓し、注目される(角川文庫)。小説は『家内安全』『夏の力道山』(ちくま文庫)、『愛情日誌』『いらっしゃいませ』(角川文庫)、  『逆襲! にっぽんの明るい奥様』マガジンハウス、『今日もやっぱり処女でした』『きのうと同じに見えるけど』(角川学芸出版)、『わたしのしくみ』角川書店 がある。また、エッセイに『新解さんの読み方』『新解さんリターンズ』(角川文庫)ほかがある。

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今日も夫婦やってます

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